地下宮殿への降下:皇帝の壮大な貯水施設
6世紀、ビザンチン皇帝ユスティニアヌス1世の命により建設されたバシリカ・シスタンは、イスタンブール地下に現存する数百の貯水池の中で最大規模を誇ります。「イェレバタン・サルヌジュ(地下宮殿)」として知られ、かつてはストーア・バシリカという広大な公共広場の地下に位置していました。52段の石段を下りると、約8万立方メートル、およそ2100万ガロンもの水を貯蔵できた空間が現れます。この巨大な施設は、コンスタンティノープル大宮殿とその周辺の建物へ濾過された水を供給するという、重要な役割を担っていました。